北海道厳寒期2月 道具・知識・経験なし 思いつき突発釣りデビュー戦



こないだTVで釣りバカ日誌をみた。
そして次の日、仕事が終わる頃、ふと思いついて釣りに行く事にした。

俺の釣り魂がブルブル))震えた。

そして、釣り竿どこにしまってあるかわからないので、竿の代わりに棒もって行く事にした。
多分、釣れるだろうと思って、俺の釣り魂がブルブル))震えた。
大きい魚を釣るかな?と思いニヤリと笑った。

棒は、アイスホッケーのスティックを持って行くことにした。
だけど、紐と針と餌は無かったので買う事にした。
そして、最寄りの釣具屋に行ってみると、もう閉店していた。
写真は我が釣り竿。
2007年2月 苫小牧 アイスホッケーのスティックで釣り

釣りに詳しい知人に釣人という店を教えて貰い、糸と針と虫を購入。
釣り具の釣り人苫小牧店 2007

「どの糸と餌を買えばいいのか、何処で釣りが出来るのか?」店員に尋ねた。
店員さんは、「何を釣るのか、竿とリールは持っているのか?」と俺に尋ねた。
俺は竿とリールは持っていると嘘をついたが会話の流れでリールは持っていないと白状した。
恥ずかしかったが普通の顔でね。

適当に買い物を済ませ、港につくと誰も居ませんでした。チャンス!
糸をスティクのグリップに結んで、針に凄く長くて、赤くて、ゲジゲジしてる虫を刺して、竿を振ってみると、糸は陸上で風にヒラヒラしていました。
1時間粘りましたが餌を海面に2回しか入れられませんでした。

すると、1台の車が近づいてきました。
恥ずかしいので、逃げるように、バケツを持って歩き始めましたが、車の主が「釣れましたか?」と私に声を掛けて、アイスホッケーのスティックに重りの付いてない糸を付けた使えない竿と、空のバケツを持った私の隣に立ちました。

そして、「餌は何ですか?」と聞いてきました。
「これです。虫です。」と答えて、虫を見せてあげました。

その人が言うには、「ここは、釣れる時期は糸を垂らせば魚が釣れてたところです。釣れる時は糸を垂らせば釣れるんです。今日は全然人もいませんね。」と言ってくれました。そして、海を眺めていました。

私はとうとう「さようなら」と言って、車に乗って逃げました。

ペロっと思いつきでやってみたけど、竿は無いと恥ずかしいし、糸の長さが足りなくなるからリールないと不便だし、そもそも、錘が無いと糸がピラピラ風になびくだけ。

そして家に戻り、物置から竿と重りを探し出し、再び港に戻り、朝4時まで釣りをしました。
とんでもなく寒かったです。虫はガチガチに凍りました。
ダメオヤジ釣り 北海道 冬 2月 岸壁

暗い夜の港は恐かったです。
路面も凍ってるし、間違って車で岸壁から落ちたら死ぬなぁと思いました。
だけど、眠くなってきて家に帰るのが面倒に思えたので、寒くて怖いのを我慢しながら釣り竿を持って海を眺めて朝4時まで座っていました。
この夜、魚は1匹も釣れませんでした。
多分、夜中は魚寝てるんじゃないかな?
うちのグッピーも、暗くなると寝るしね。
でも、何回かは竿の先っぽがクイックイと揺れて餌が無くなってたので、起きてる魚もいるんだろうと思いますけども。

これが、私の釣りデビュー戦です。
ホッケースティック釣り竿



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